¥400
全てを費やし全てを失った博士の手元に残ったものは1体のアンドロイド、名前は朱里。そんな博士と朱里は人知れず二人だけでひっそりと暮らしていた。昼間から家中のカーテンを閉め光を閉ざしている博士、酒に溺れる生活。そんな歪んだ生活でも朱里が傍にいればそれだけで良かった。何も言わずに傍で微笑んでくれるアンドロイドの朱里に癒される毎日。しかし、二人には何か悲しい過去と秘密があるという…。