午後三時の団地妻 白石すみれ

¥400

仕事人間の夫とは次第に夫婦の会話もなくなり、久江は毎日が憂鬱だった。そんな夫婦の隣に住む杉浦は、漏れ聞こえる隣人の様子に聞き耳を立てながら、密かに想いを寄せる久江を我が物にするチャンスを伺っているのだった。