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ある日、私は元治が女の子と手をつなぎながら街中を歩いているのを見てしまったのです…。 花島瑞江、専業主婦。夫と一人息子の元治と暮らしていますが、夫は仕事の都合上滅多に家に居ることがなく、私はいつも息子と二人きりでした。そんな時間が長かったせいか、私は息子を…元治を一人の男として意識するようになってしまったのです…。もちろん、そんな感情を表に出せるはずもなく、悶々とした毎日を送っていた。