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寮母として長年、学生たちを送り出してきた千鶴。かつては大人数で賑わっていた寮も今は数人が下宿するのみ。そこへ立ち上がった取り壊しの話に「今の寮生たちが居なくなるまでは」と食い下がるが、その代償にオーナーへ身体を差し出すことに…。千鶴の身体を張った説得の甲斐あって何も知らずに一人、また一人、涙と笑顔で去る寮生たち。そして「出て行きたくない」と訴える最後の寮生を千鶴は優しく抱きしめて…。