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裕里は田舎から上京して就職、そこで知り合った和夫と結婚。マイホームのローンに追われながら慌ただしくも幸せな日々を過ごしていた。田舎出身で元々オシャレに疎かった裕里は上京後も、そして結婚後もトレードマークは黒縁眼鏡。当然色恋沙汰とは無縁の裕里だったが、保険の営業で訪ねてきた川上に諭され、流されるままに深みへと堕ちてゆく。女としての悦びを知る度に美しくなっていく妻に気づかぬ夫。そして裕里はますます深みへとはまっていくのだった。