『また僕のポストに、奥さん宛の郵便物が届いていました…。』 偶然を装い誘う人妻 水戸かな

¥400

私は彼に逢いたかった、私は彼と話がしたかった、私は孤独な日々を変えたかった。まるで初めて万引きをする少年のように僅かな罪悪感を抱えて、恐る恐る自分宛の郵便物を隣家のポストへ投函した。優しい彼は、やはり郵便物を届けてくれた。味を占めた私は、再び隣家のポストへ投函した。二度目、三度目、鈍感な彼でも、さすがに疑っているだろう。それでも彼に逢いたくて投函し続けていたある日、私は不意に唇を奪われて…。