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不登校の生徒を様子を見るため、担任の薫は家庭訪問に訪れていた。そこで見たのは複雑な家庭環境と親子関係に苦しむ教え子の姿。想定を上回る難題だった。なんとしても教え子を再び登校させてやりたい薫は奥の手を使うことを決意する。眼鏡の奥に妖艶な微笑みを浮かべ、シャツのボタンを外した薫は教え子の父親にもたれかかると耳元で吐息混じり語りかけた。「まずは二人きりでゆっくりお話できますか?」